何使ってる?ソロキャン用ランタンの変遷

ランタン

キャンプ道具の中でコロコロ変わってしまうモノのひとつと言えば「ランタン」なんじゃないかと思います。電池式、充電式、LED、オイル、色々な物があって何を使おうか迷ってる人も多いのではないでしょうか?

そんな僕も、まだまだベテランとは言えませんがいくつかの照明を使ってきて中にはもう使ってないランタン、レギュラー落ちしそうなランタンがあったりします。

そこで「このランタン買っておけば間違いないよ」というのを紹介するのも良いんですけど、紹介できるほど立派なランタンを持っている訳でもないし、正直なところキャンプ歴とかキャンプスタイルによって使いやすいランタンは変わってくると思うので、参考になるか分かんないですけど僕がランタンを買い替えて行った経緯を紹介してみようと思います。

コールマン・ツーリングドームST時代

一番最初はコールマンのツーリングドームSTを使っていて、キャンプするスペースも広くなかったので小型のLEDランタンを2個使っていました。

↑1つはAmazonの安いランタンで良く見るLEDライト(1899円)。最大200ルーメン。USB充電式でモバイルバッテリーにもなると言う事で購入。カラビナ付きでぶら下げることもできます。

↑2つ目は中華ブランド?の充電式フォールディングLEDライトです。ランタンの上部を引っ張れば発光部がむき出しになって光るタイプ。なんか100均にこう言うのあるような気がするが…?最大500ルーメン。

良かったこと

どちらも充電式LEDランタンなので、キャンプ前に充電しておけば1泊程度なら電池の心配をしなくても良い。小さい方をテント用、GGNを野外のメインランタンとして使っていた。USBなので最悪モバイルバッテリーとか車のシガーソケットから充電できた。

微妙だったこと

折り畳み式ランタンを野外のメインランタンとして使っていたけど、500ルーメン1個では明らかに光量不足で暗かった。200ルーメンを加勢させても焼け石に水状態でとにかく暗い。ベテランなら少ない光量でも快適にキャンプできるかもしれないけど、初心者には正直キツかった。キャンプに慣れてないので手から離した道具がどこに行ったか見えないし、調理も大変ですぐに『もっと明るいランタンが欲しいな』と思った。

↑GGNをメインに使ってた頃、手元周辺しか見えなくて大変だった

あと、充電すれば1回のキャンプ程度なら問題ないけど、2回目のキャンプに充電し忘れると電池切れになる。もう少し容量&光量があるランタンが良いなと思った。

パンダTCになってGENTOSを2台購入!

テントがツーリングドームSTからパンダTCプラスがメインになりました。

幕内も広くなったし、パンダの幕をオープンにしてキャンプすることが多くなったので「いよいよ明るいランタンが必要」と思ってGENTOSのエクスプローラーを2個買いました。

EX-109D、明るさ最大1000ルーメンの単1電池×3本で光るやつです。この時点で中華の折り畳みランタンはレギュラー落ちしました。EX-109Dを2つ導入した効果は抜群で、幕外に2か所設置すればかなりの明るさが確保できて快適なキャンプが出来るようになりました。

ちなみに、この頃オイルランタンに対してどう思っていたかと言うと「全く必要性を感じていなかった」です。「オイルランタンは暗い」というイメージがあったので、当時「明るさが欲しい」と思う僕にとって何の魅力も無かったです。

それに同時期に徒歩キャンプに興味を持つようになって、ガラスのホヤがあるオイルランタンなんて持って行けないと思っていたので、なおさら必要性を感じませんでした。

良かったこと

1000ルーメン×2はやっぱり明るい。2台を出力MAXで使えばかなり明るくて撮影も快適でした。そして単1電池で光るで、万が一の時にコンビニとかスーパーですぐに調達できる安心感があった。あと充電式ではないので充電池がヘタる心配がなくて、電池容量さえあれば劣化せずに光り続けるので信頼感があった。

微妙だったこと

重い&嵩張る。

1000ルーメンのランタンは2台使えばサイト内の光量は申し分くて、1台だったらちょっと暗いかな?と言った感じなのでやっぱり2台持って行かなければいけなかった。「電池なら信頼性高い」と思ってたけど、それが裏目に出て単1電池3本も入ってるランタンはやはり大きいし重い。電池を含んだら1台で816g。2台持って行けば2kg近くなる。

あと電池式ランタンの微妙なところは電池残量が分からないこと。電池が切れてさえいなければギリギリまで光るので「いつ電池が切れるか分からない」ので常に予備の電池を持って行かなければいけない。となると2台分の予備電池、つまり単1電池×6本持って行くことになるので総重量で2㎏超えてしまうし、嵩張るのでギアボックスをかなり圧迫していた。

使い難さを露呈した電池交換→Superway購入!

GENTOSのエクスプローラーを使い始めて数か月、ついに1台目の電池交換の日が来たんですが…単1電池3本の廃棄物が出たのをみて「うわーこれちょっとキツイな」と思わず声に出てしまいました。また予備の電池3本を買って持って行かなければいけないし、そのうち2台目の電池も切れるだろうと思うと「電池式は信頼できるけど電池交換がめちゃくちゃダルイ」というイメージを強烈に抱いてしまって、充電式の明るいランタンを探し始めました。

そこで思い切って購入したのがSuperwayの充電式LEDランタン。最初は平たいデザインがキャンプの雰囲気を壊しそうで敬遠してたんですけど「背に腹は代えられぬ」と言う事で購入。ルーメナーとかもありますが高過ぎるのでパス。

スペック的には電池残量が液晶の数値で表示されるので「あ、そろそろ充電しないと」っていうのが分かるのが便利。あと、特筆すべきはその強烈な明るさ。カタログ値は1200ルーメンでGENTOSエクスプローラーより200ルーメンしか明るくないんですけど、Superwayは面光源なので周囲360°に光を放つランタン型と違って全ての出力が照らしたい場所に向かう。部屋のシーリングライトみたいな感じでとにかく明るい。ぶっちゃけGENTOS2台で手元を照らすよりSuperway1個で照らす方が明るい。やはり面光源なのでGENTOSの100%出力2台で手元を照らすよりSuperwayの30%出力の方が手元が見やすい。サイト全体的に明るくなる感じ。圧倒的に明るいので「あれ?GENTOS無くても良くない?」と思うようになったほど。

ちなみに充電式ではあるが電池の持ちも半端ない。蓄電池容量が13400mAhなので出力30%ならキャンプ4回くらい無充電で行けそうなくらい。

余裕が出来た→オイルランタンを買おうと思った

Superwayを買って直ぐくらいで「オイルランタンを買おうかな」と思い始めました。

オイルランタンを使ってる人と一緒にキャンプ行った影響もあって、『柔らかい光が良いな』と思ったのもあるけど、やはりSuperway(メガ粒子砲と呼んでる)を導入したことでサイト全体の明るさを簡単に確保できるようになったのが大きい。全体的に暖色で照らしておいて手元にはオイルランタンを置きたいなと思うようになった。

大きさ的にもGENTOS2台を外して中型&小型のオイルランタンを持って行けば荷物の量も変わらないので購入に踏み切りました。

中型として買ったのは「カメヤマランタン」、小型として買ったのは「キャプテンスタッグ」の小サイズ。

実際使ってみて、「やっぱりランタンの光は良いな」っていうのが率直な感想。眺めてるだけでも癒されるし。ただ、燃料を入れたりワンタッチで火が点かなかったり、風が吹くと煤だらけになったりするのでキャンプにある程度慣れてないと『面倒くさい』と思ったのでは?とも思います。

現在のスタイルに落ち着く

という変遷を経て、現在のランタン体制になりました。

サイト全体を照らすメインランタン(メガ粒子砲)→Superway LEDランタン

雰囲気要員、手元照らす用→カメヤマランタン&鹿番長のオイルランタン

携帯用、蚊帳内用→小型LEDライト

機能的には正直Superwayのメガ粒子砲があれば全部熟せちゃうんですけど、そこは当日のキャンプスタイルにもよるかな?という感じ。最近やってないけど徒歩キャンプをするならSuperwayか小型LEDだけ持って行くと思います。雨晴は小型LEDだけで乗り越えました。

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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