【虫除け】キャンプの虫対策とテクニック

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皆さんこんにちは、亀ちゃんです。
そろそろキャンプの大敵、虫の季節がやってきますが、皆さん虫対策は万全でしょうか?

この記事では僕が実際に使っている虫よけグッズや虫よけ対策を紹介していきます。

正直、虫よけ効果を数字に表すことは難しいですが、僕は滅茶苦茶刺される体質なので、虫よけ対策を本気でやっています。それこそ二段構え、三段構え、四段構えくらいにやってます。そのお陰か、対策をするようになってから足を何カ所も刺されてパンパンになったとかポイズンリムーバーを使うほど酷い喰われ方をしたことはありません。

なのでこの記事を最後まで見て頂ければ、虫に怯えない快適なキャンプができるのではないかと思います。

それでは行ってみましょう。

虫よけグッズ(防虫・殺虫効果)

まずは使っている虫よけグッズ3個と、実際にどの様に使っているかを解説していきます。

これだけで3段構えになってますが、商品によって対象となる虫の種類や効果範囲が違うので併用する効果は高いと思います。

①パワー森林香

名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。アウトドア用の強力な防虫香として、愛用するキャンパーが多い定番商品です。一般的な防虫香より線が太くて煙の量も多く、いかにも効きそうな匂いが出て虫対策の切り込み隊長的なポジションです。

普通の蚊取り線香と違うのは煙の量と言われますが、匂いもちょっと強い感じがします。あとヤニが沢山出るのでテントの中で焚くよりもテントの入口付近に置いて使っています。

オフィシャルで記載されてる防虫対象は:ユスリカ、チョウバエ、アブ となってます。

実は表記では蚊とブヨが入ってません。
HPでも「蚊取り線香ではない」と明記されています。

しかしパワー森林香の成分は「メトフルトリン」であることを考えると蚊にも効くと考えるのが妥当だと思います。他社になりますキンチョーのHPにも「メトフルトリン」は「蚊に対する防除効果に優れる」と書いてあります。

それもそのはずで、もともとパワー森林香は林業や農業の方たちに向けて作られた防虫香なので、その効果は一般の蚊取り線香の10倍とも言われています。

そんなに強力なのに何故防虫対象に「蚊」が入って無いのか?
細かい説明は端折りますが、薬事法とか色々な事情があって記載ができないそうです。概要欄に貼っておきますので興味あるかたは見てみてください。

②天使のスキンベープ

続く2番手は「虫よけスプレー」です。

僕はフマキラーの「天使のスキンベープ」を使っています。

効果は蚊、ブヨ、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビルの忌避です。
喰いつかれたら取るのに手術が必要になるかもしれないマダニにも効くのが嬉しいです。

テントの入口付近はパワー森林香を焚くんですが、キャンプってテントの周りだけに居るわけじゃないです。炊事場に行ったり、トイレに行ったりもする。それに風向きが変わって森林香の煙が流されてしまう場合もあるので肌が露出している部分に虫よけスプレーをしてます。

繰返しになりますがマダニに効いてくれるのは心強いですね。

ちなみにフマキラーのスキンベープは何種類かあるんですが、種類によって持続時間や使用制限が違うのでチェックしておきましょう。

  持続時間 使用制限
天使のスキンベープ プレミアム 6時間~8時間 子供への使用制限なし
スキンベープ 最大6時間 子供は1日1~3回
スキンベープミスト 最大6時間 好母は1日1~3回

持続時間と使用制限がないのはファミリーキャンパーにとって強い味方になりそうですね。

③ヤブ蚊バリア

ダメ押しの3番手は『ヤブ蚊バリア』、通称ミノフスキー粒子です。

これは缶スプレータイプの防虫剤で、吹きかけた場所に虫が寄り付かなくなる結界を張ってくれます。

僕は設営が終わったあとテントの周りをぐるりと一周スプレーしています。注意点としては空中に散布するのではなく地面に吹き付けることです。

効果としては24時間の蚊よけ。

僕はすぐ蚊に刺されてしまう体質なので、欠かせない存在です。一度、グルキャンでテントを並べて設営して、隣が刺されまくってたんですが、その後ヤブ蚊バリアを散布したら落ち着いたことがあったくらいです。

ソロキャンプほどの面積なら1本で4~5回くらいは使えると思います。

注意点としては、なかなかの刺激物なので風向き注意して自分にかからないようにしてください。

自分に吹きかけてしまうと咽ます。

それでも虫は来る

ここまで虫に対して3重の攻勢防壁を構築してもそれを突破してくる超ウィザード級の虫も居ます。

それは蚊、ブヨ、マダニに限った事ではなく、時には蛾やカナブンみたいな大物、地上からは蟻やムカデ、場所によってはゴキブリも這ってきます。

防虫グッズだけでは防ぎきれないので、プラスアルファの工夫をして対策しています。

①足を細目に洗う

これは元自衛官の方に教えて貰ったんですが、「足を細目に洗うと蚊に刺されにくくなる」そうです。

皆さん、蚊って脚ばかり刺してくると思いませんか?すっごい痒くて腹立ちますけど、蚊は足特有の臭いである「イソ吉草酸」という物質が蚊を誘引していると考えられています。

キャンプ中に足を何回も洗うのは難しいと思いますけど、ウェットティッシュがあれば気軽に拭くことができます。

実感としては結構効果あり。夏の雨晴キャンプ場でよく洗ってました。

②蚊帳を開けっ放しにしない

当たり前のように思えるかもしれませんが、意外とやってしまいがちなのが蚊帳のジッパーを開けっ放しにしてしまうことです。

例えば設営で荷物を出し入れする時、面倒くさいからジッパー開けっ放しにしてないですか?その僅かな時間で虫が入って来たりするので、僕は蚊帳の開放時間を出来るだけ短くするように気を付けてます。

特に怖いのが地面を這ってくる虫ですよね。蟻、海辺だったらGとかムカデには要注意です。僕は一回ムカデを家にお持ち帰りしたことがあって、嫁に殺されかけたことがあります。

ちなみにムカデ、ゲジゲジは夜行性です。ゴキは日が沈んだ後の3時間、夜明け前の1時間が活発になります。蟻は24時間働いてると言われています。いつでも気を抜かずに蚊帳内への侵入を許さないようにしましょう。

③おとり光源の設置

3つ目はおとり光源の設置です。

夜にテーブルを煌々と照らして過ごしていると、それはそれは沢山の虫が寄ってきます。特に大きな蛾とか飛んできた日には絶叫ものです。

そこで僕がやってるのはテントから少し離れた場所に、光量の大きなランタンを置いて虫がそっちに多く引き寄せられるようにしてます。殺虫効果はありませんが大きな蛾とかはそっちに行ってくれる気がしてます。

僕が使っているのは面光源タイプの強力LEDライトです。SuperwayのLEDランタン、通称「メガ粒子砲」です。LEDランタンには寄ってこないと言いますが、普通に寄ってくると思います。

夕食はお早めに

僕がやってる虫対策を紹介してきましたが、大自然の中でキャンプをしている以上、どれだけ虫対策をしても虫はやってきます。それは仕方がないので完全に虫を排除するのではなくて、ある程度は許容してこちらが自然に合わせるようにキャンプする必要もあると思います。

例えば、夕飯は早めにするとか、テーブル周りのライトは暗めにするとか、そもそも草むらの近くに設営しないとか、そういった地味なことがもしかしたら一番の虫よけになるのかもしれないですね。

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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