これからソロキャンプを始める人に6つのアドバイス

HowTo

コロナの影響もあり、蜜を避けられるレジャーとしてこれからキャンプを始める人が多いようです。

キャンプは日常では味わえない解放感と自然との一体感があり、僕も一生続けられる趣味としてお勧めしたいです。

しかし何かを始める時は期待半分、不安半分ですよね。

玄人キャンプYouTuberのエモいキャンプ動画に憧れながらも『自分に出来るかな?』と不安を抱く方も多いのではないでしょうか?

この記事では、『今からキャンプを始める』という方の為のちょっとしたアドバイスをまとめていきます。

初めてのキャンプであたふたしないためのポイント…というかキャンプを始めた頃の自分に伝えたい内容なので少なからず役に立つと思います。

特に僕のように、今までの人生で全くキャンプ経験が無い方や、ソロキャンプをメインに考えている方の参考になれば幸いです。

①テント設営の練習をしておこう

キャンプを始めるにあたり、これからテントを買う人、もうテントを買った人両方いらっしゃると思いますが

テントを組み立てる練習は前以てしておいた方が良いです。特に全員素人のファミキャンや、ソロキャンがデビューという方は必ず練習しておきましょう。

理由は、初めてのキャンプで、初めて使うテントを組み立てるのは『めちゃくちゃ時間がかかる』からです。僕も初めてのテント設営には1時間弱掛かりました。

一体何に時間が掛かるのかと言うと…?

  • テントの向きが分からない
  • テントのサイズ感が分からない
  • 組み立てる流れが分からない
  • 包装紙やパッケージが邪魔

などなど、とにかく思っている以上に手間取ります。

なので可能でしたら自宅のリビング(自立式テント)や近所の公園等(ルール等確認)で試し張り練習することをお勧めします。

僕も最初は近所の公園(デイキャンプ可)で試し張りをして設営の流れを理解してから初キャンプに挑んだので、キャンプ当日は比較的スムースに設営することができました。

試し張りが厳しそうな場合でも、一度開封して内容物を確認したり、取扱説明書を読んで組み立ての流れを把握しておくと不安も少なくなると思います。

②最初はオートキャンプ場がお勧め

最初のキャンプは勝手が分からないので『超あたふた』します。

なので、キャンプデビューの地は車の近くで設営できる『オートキャンプ場』がお勧めです。

キャンプ場によって『オートサイト』と『フリーサイト』の2つ用意されている場合もあるので申し込み時に『オートサイト』を選択しましょう。

オートサイトの特徴
・車の乗り入れが可能
・決められた区画に設営
・荷物の出し入れ&片付けが楽
・雨が降っても何とかなる
・自由度低&値段高い

フリーサイトの特徴
・車の乗り入れ不可
・好きな場所に設営
・駐車場との往復が大変
・雨が降ると大変
・自由度高&値段安い

とにかく最初のキャンプは誰でも手際が悪いので混乱の中での設営になると思います。

僕も最初は『あれ何処に仕舞ったっけ?』とか『何から組み立てれば良いんだっけ?』みたいな感じで、車のラゲージスペースに色んな道具を散乱させながらの設営でした(笑)

本当に近くに車が有って良かったと思いました。

③他人の目線を気にしない

最初のキャンプは気が張っているので、無性に他人の目線が気になります。

『カッコ悪い所見られてないか?』『パニくってるのバレてない?』と、僕も2つも3つも隣のキャンパーさんの目線を勝手に感じていたような記憶があります。

これはオートキャンプ場の弊害なのかもしれませんが、実際、他人がどんなギアを使っているか?どんなレイアウトにしてるのか?って気になったりするので、僕も近くで誰かが設営していたら観察してしまうかもしれません(笑)

ただ、根本的に他人の目線が気になるのは『まだキャンプに自信がないから』だと思います。

こればっかりはビギナーにはどう仕様も無いので

  • 車を遮蔽物にして目隠しにする
  • 設営の練習をしておく
  • 早めにチェックインして人の少ない時間に設営する

など、心と時間の余裕を持っておくことで多少は気にならなくなると思います。

あと僕の体感的にファミリーキャンパーよりソロキャンパ―の割合が多い気がするので、浮く心配はありません。

④火起こしは明るいうちに

初めてのキャンプ、夜に焚き火をするのであれば火起こしは『まだ早くない?』くらいの時間から始めた方が良いと思います。

理由はやはり初めての火起こしは時間が掛かるのと、キャンプ場は日が落ちて暗くなると何も見えなくなるからです。

初めてだと恐らく薪割⇒着火⇒安定するまで1時間以上は優に掛かるはずなので、日が落ちかけてからあたふた火起こしをしているとあっと言う間に辺りが真っ暗になります。

真っ暗になると焚き火どころか調理も困難になるので、時間に余裕を持って火起こしに集中したいところです。

僕も初ソロキャンプで火起こしに手間取って真っ暗な中で焚き火調理してパニくった記憶があります。

時間に余裕を持つには…?

僕の場合はテント設営してすぐ薪を割ってしまうことが多いです。そうでなくても火起こしする前に薪割だけ終わらせておくことがほとんどです。

また、大抵のキャンプ場には『消灯時間(21時~22時が普通)』があるのでランタンの明かりも含め、焚き火も鎮火させておかなければいけません。

(焚き火シート、火バサミ、皮手袋、火消壺必須)

薪は1束順調に行けば約2~3時間くらい燃えるので持つので火起こしが遅いと消灯時間を跨いでしまうこともあります。

⑤簡単な食べ物も持って行こう

初めてキャンプ。

期待を膨らませ焚き火でキャンプ飯を作る予定かもしれませんが、必ず調理が簡単or不要な食べ物も持っていきましょう。

理由はキャンプは全てのご飯を焚き火で作るわけじゃないからです。

先ほども薪1束(500円前後)で2~3時間と言ったように、焚き火は調理出来ても1食分がせいぜいです。

イメージと違いましたか?全部焚き火で作ると思ってましたか?

(ゆるキャン△の志摩リンも第一話ではガスバーナーでカップラーメン食べてましたよね)

僕の場合は焚き火調理は夜だけで昼と朝食はガスバーナーで作ったりそもそも調理不要な物を食べることが多いです。

それこそカップ麺とか、缶詰のカレー温めてパンに付けるとか、普通にスーパーやコンビニで惣菜を買ってきてもキャンプでは全てが美味いです。

時短にもなるのでゆっくりとキャンプを楽しむこともできます。

⑥『利用させてもらう』側である

キャンプ場はホテルや民宿とは違うので、誰かが24時間常駐して注文すれば対応してもらえるような場所ではありません。

それに管理人さんは大抵17時、早い所だと15時には帰宅されるので、トラブルが有っても自己責任で何とかするしかありません。

なので『不慣れな事をする』のを重々理解してケガや事故に気を付けるようにしましょう。

また、日本は北欧と違い『自然享受権』が無いので、キャンプなど野外活動が出来るフィールドは大変貴重です。

キャンプ場は『客として来てる』というより『利用させていただく』心構えで使いたいところです。

  • 場内ルール(焚き火、ごみ処理、消灯時間等)厳守
  • サイトにゴミを投棄しない
  • 炊事場に残飯を捨てない
  • 綺麗にトイレを使う

などなど。

(スーパーやコンビニで袋を貰ったのなら、ごみ袋として活用すると良いと思います)

新参キャンパーのマナーばかりが悪いわけでは無いと思いますが、利用者のモラルが低下するとキャンプ場の有料化や閉鎖に繋がりますからね。

モラルを持って気持ちよく利用したいですね!

決まりは無いので気楽に

どうでしたかね?

僕が初めてのキャンプで躓いたことや役に立ったことを纏めてきたのでぜひ参考になれば幸いです。

まぁ、色々ウンチクを垂れましたが、『キャンプでこれをしなければいけない』という決まり事は無いので気楽に行きましょう。

初めてのキャンプぜひ楽しんでください!

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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