初めての雨キャンプで抑えておきたい8つのポイント

雨キャンプ

先日、初めての雨キャンプに行って大変楽しかったんですけど、何点か『もっとこうした方が良かったかな?』とか『実際はこうだったな』と思うことが有ったのでポイントをまとめておこうと思います。

これから梅雨~夏と雨が降る機会も多くなると思うんですが、最近キャンプを始めた初心者キャンパーは雨が降ったらどうしようと心配な方も多いのではないでしょうか?

そういう僕もまだまだ初心者ですが、実際に雨キャンプに行ってきた体験をまとめて行くので雨キャンプの参考になれば幸いです。

ちなみにこの動画では1泊2日程度のテントでのソロキャンプを想定しています。

ポイント1:思ってるより大きなタープが必要

よく『雨が降ったらタープを先に張ってその下で設営しよう』と言いますが、実際タープ下で設営するならかなり大きなサイズのタープが必要だと感じました。

ご覧のように手持ちのタープが超小さくて、最低限の避難場所を作る程度で設営や撤収で荷物を雨から守るにはほぼ役に立ちませんでした(笑)

実際、ご近所さんがタープ下で設営していたので様子を見れたんですが、ソロには『結構大きいんじゃない?』と思うサイズのタープを張っていました。

もし絶対雨に濡れるのが嫌だ!と思うのならそれなりに大きなサイズのタープを持って行った方が良いと思います。

ただ僕のように普段からタープを張らない派だったり、最小限の日影があれば良いソロの人だと、タープを揃えるのに躊躇しちゃうかもしれませんね。

でも大きなタープを持っていない場合、雨が降っている最中の設営は苦行になると思います。

雨キャンプならハンモックやタープ泊が楽なんだろうなと思いました。

ポイント2:予めレイアウトを頭に入れておこう

大きなタープを持っていなかったのでテントとタープを連結して調理スペースを確保しようと思ったんですが、まぁ設営に時間が掛かりました。

僕は普段からタープを張らないので、テントとの連結自体に慣れていなかったのもありますが、『日差しを避けるために張る』のと『雨を凌ぐために張る』のとでは全く勝手が違うので、細かな微調整にかなりの時間が掛かりました。

『上手く張れた』と思ってもテントの入口やキャノピー部分を開けた時にタープでカバー出来ていなかったり、四苦八苦しました。テントは慣れてるので一瞬でしたが、タープの連結だけで4~50分掛かったような気がします。

(大きなタープだと解決するんでしょうけど)

予めどのようにタープを張れば雨を凌げるのか頭の中に入れておくとスムースに設営できるなと思いました。

設営途中に雨が降っていたかもと思うとゾッとします。

出来れば事前に練習出来たら良いかもしれませんね。

ポイント3:雨が降る前に設営しよう

初めての雨キャンプを振り返ってみると、タープの扱いに慣れていない人がいきなり雨の中で設営するのは結構キツイなと思いました。

先ほども言いましたが僕は大きなタープも持っていなかったし、設営で1時間くらい掛かってしまったので、最初から雨が降っていたら恐らくテントの中も濡れていたと思います。

もし設営時に確実に雨が降りそうなのであればキャンプそのものを見送るのも英断ではないかと思います。

どうしても行きたいのであれば『曇りのち雨』のような設営時に雨が降らない日を狙った方が良いと思います。

ニュースで天気を確認するのも良いですが、天気アプリで場所ごと、時間ごとの天気を予測しておくと役に立ちます。

ポイント4:最初はオートサイトが良い

初めて雨キャンプに行くなら車を横付けできるオートサイトをお勧めします。

雨キャンプでは設営と撤収を素早く濡れずに行うことが大切と感じたので車を横付けできるオートサイトだと本当に楽でした。

また、必要最低限の荷物だけを外に出すことも大事です。車が近くにあれば余計な道具を中に置いて必要な時だけ取り出すことも可能になります。

雨が降ってきてもハッチを開ければタープ代わりになるし、晴れ間を狙って少しずつ荷物を片付けることもできます。

レインウェアひとつ着るにしても、雨宿りスペースがテントの近くにあるだけで濡れずに着ることができますからね。

普段のキャンプでもそうですが、車が有るのと無いのでは快適さがかなり違います。

最悪車の中で寝ることもできますからね。

ポイント5:ホウキ大活躍

一晩雨に打たれたテントやタープって、結構汚れていたりします。

僕の場合、木の下に設営したのもあって朝起きたら小さな虫や鳥のフン、散った葉っぱがたくさん付いてたりして、なかなか汚くなっていました。

こんな時に役に立つのが、他の動画でも紹介した小さなホウキチリトリセットです。

水切りにも使えるし、掃くのと同時に汚れを取り除くことができて大活躍でした。

乾燥撤収が無理だったので家で干す事になりましたが、家の中やベランダに持ち込んだ時に虫の死骸や鳥のフンが付いていたら嫌ですからね。

ポイント6:濡れた物を入れる大きな袋を持って行こう

撤収時にも雨が降っていると余程慣れていない限り殆どの物が雨に濡れてしまいます。

そんな時、濡れた物をまとめて入れて持ち帰れる大きなビニール袋やドライバッグがあれば凄く便利です。

先日の僕の雨キャンプも例に漏れず撤収時にかなりの雨に降られたんですが、テントやタープを完全に濡らさずに撤収することは不可能だと感じました。

僕はフライとインナーに分かれている二重構造のテントにタープを連結して使っていたんですが、インナーテント以外は全部ずぶ濡れになりました。

タープ、フライシート、グランドシート、ロープ類、全部ずぶ濡れです。

もうタオルで拭けるとかそういうレベルでは無くなってしまうので、全部まとめて大きなビニール袋に入れて持ち帰りましたが凄く便利でした。

また、ペグやタープポールなんかも濡れてしまうので、帰ったらちゃんと拭いてあげることも大事です。

ポイント7:雨具を持って行こう

キャンプ前にワークマンで上下セットのレインウェアを買って持って行ったんですが、タープ以上の必須アイテムだと感じました。

上下の雨具なんて中学校以来くらいで着ましたが、もうどれだけ雨降っても大丈夫!みたいな安心感がありました。

実際、撤収が進むにつれて雨宿りできるスペースが減っていくので、どんどん雨に濡れていくことになります。

それに時々風が吹いて横殴りの雨になったり、生い茂ってる草にも水が着いてて濡れるのでレインウェアは上下で揃えておいた方が良いと思いました。

レインウェアなら傘と違って両手が空きますしね。ちなみにワークマンで3900円でした。もっと安いのもたくさんあります。

あと、歩いているだけでスニーカーなんかは濡れてしまうので、耐水性のある靴を履いていくことも大事です。

スペースに余裕があるなら長靴が良いかもしれませんね。

ポイント8:ガス調理が楽しい

普段のキャンプでは必ずと言っていいほど焚き火をするんですが、今回の雨キャンプでは焚き火をしませんでした。というか最初から焚き火台を持って行きませんでした。

そうなると食べ物はガス調理になるんですが、あまりやった事が無かった焼肉をしたら大変美味しかったです。

ガス調理だけなので焚き火の世話をすることもなく、ゆったりとした雰囲気を味わえた気がします。

晴れた日のキャンプと違って行動範囲も制限されるので、普段は作らないような料理を普段は使わないようなギアで楽しんでみるのも一興ではないでしょうか?

特別な雰囲気を味わえる

いかがだったでしょうか?

初めての雨キャンプに行ったんですが、一人ソロキャンプで雨音を聞きながら肉焼いたりお酒飲んだりする時間は普段味わえない特別な空間でした。

ただ、暴風雨というほどの悪天候でもなかったので快適に過ごせたのも事実ではないかなと思いました。

ひとつ間違うと怪我や事故に遭ってしまったり、大切なキャンプギアが傷んでしまうことにもなり兼ねないので、雨キャンプに行くときは万全の態勢で挑むようにしてください。

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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