ソロキャンプ用チェアは〇〇ほど良い?選び方を初心者だった自分に教えたい!

ファニチャー

キャンプブームの昨今、最近キャンプを始めたor始めようとしている人は色々なYoutube動画や雑誌を見たりして「欲しいギア」の想像を膨らませているのではないでしょうか?

キャンプギアの中でも特に悩ましいのが『どんな椅子』を買うか?ではないかと思います。

この動画では初心者が失敗しないソロキャンプ用チェアの選び方を紹介していきます。

そんな僕はキャンプを始めて漸く半年が経ったところですが、既に大きさの違う椅子を2つも買った挙句、両方使っていないという絶賛キャンプ沼にハマっています。

その理由としては『この椅子カッコいい!』『映えそう!』と思っただけで、ソロキャンプの『リアル』を考えず買ってしまったからだと思っています。

そんな僕が、全くの初心者に、例えば今からソロキャンプを始める友達に『ソロキャンプ用のチェアってどうやって選べばいい?』と聞かれたときに『こう答えるな』というのをまとめてみたので参考になれば幸いです。

それでは行ってみましょう。

本当にソロキャンプで良いの?

元も子も無いですが、本当にソロキャンプに焦点を当てて良いのか自問自答してみましょう。

例えば家族が居て奥さんもキャンプをしそうだとか、キャンプに興味持ちそうな年頃の子供が居るとか、落ち着いて考えてみましょう。

もしかしたらソロキャンプよりファミリーキャンプに行く機会の方が多いかもしれません。

僕はファミリーキャンプをしないので想像になりますが、恐らくファミリーキャンプだと大きなテーブルを皆で囲むようスタイルが向いているのでは無いかと思います。

もしそうだとしたら、ソロキャンで使うような椅子は向いていないかもしれません。家族で囲めるテーブルの高さに合わせた椅子を買った方が良いに決まっています。

『いや、俺はソロキャンプだけがしたいんだ。』と思うのであれば(笑)

次に進みましょう。

悪いことは言わんから『低い椅子』が良い

僕がこれからソロキャンプを始める初心者さんに椅子を勧めるなら、とにかく座面が低い椅子を勧めます。

どれくらいかというと座面までの高さが20~30cmくらいの超低空の椅子です。

理由は『多くのソロキャンパーがロースタイルor軽量に行き着く傾向にある』からで、ソロキャンをする以上は最初からその事を念頭に置いて欲しいからです。

ココで言う『ソロキャンパ―』とは新作ギアやハイエンドなギアをバンバン紹介するインフルエンサーではなく、実際にキャンプで見かける『リアル』なソロキャンパーのことです。

もちろんソロキャンプも千差万別です。

多くのギアに囲まれて所有欲に満たされたい人、部屋のような基地を作りたい人、焚き火をする人しない人、いろいろ居ることでしょう。

でも人数で言えばロースタイルor軽量なソロキャンパーの方が多いのではないかな?と僕は実際のキャンプで感じています。

これは別にロースタイルが『流行っている』わけでは無くて、ソロキャンパーは回数を重ねると自然と『荷物を減らしたい』『よりコンパクトな物を使いたい』と意識するようになるからです。

僕も最初は『車だから荷物の大きさは気にしない』と思っていましたが、今では大きな荷物は家から車までの距離ですら運びたくなくなってます。

『椅子』の座り心地は他のギアに超影響される

多くのキャンパ―は立っている時間よりも座っている時間の方が圧倒的に長いはずです。

なので椅子はとても重要なギアなのですが、ソロキャンプで使う椅子の座り心地は他に使っているギアの『高さ』にもの凄く影響されます。

正直言って、椅子単体での座り心地はよほど粗悪な椅子を買わない限り悪くないと思います。

しかし、椅子の他にどのような『高さ』のギアを使っているかで椅子の座り心地が左右されます。

特に焚き火台とテーブルとの相性は重要で、椅子が高すぎると自然と屈む体勢になるので結構なストレスになります。

そんな中、多くのソロキャンパーは出来るだけ『軽量コンパクト』路線に進むので、必然的に周りのキャンプギアがどんどん小さく=低くなっていきます。

着ている制服がどんどん小さくなっていく小学生の逆を想像してみてください。使っている道具がどんどん軽くコンパクトになっていくのがソロキャンパーです。

複数人でも使えそうだった大きく高さのあるテーブルが1人サイズのローテーブルになり…

ゴツくて重かった焚き火台がA4やB6サイズに収まるような薄型コンパクトになり…

他の道具も大きなコンテナに詰めていたのがリュック1つで収まるようになり…

と言った感じです。

なので最初から大きな椅子を買ってしまうと、いずれ周りのギアとの高さが合わなってしまう=使わなくなる可能性が高いです。

その事が予め分かっているなら、僕は最初から滅茶苦茶座面の低い椅子を買った方が良いと思っています。

育ち盛りの小学生だといきなり大きな制服は着れませんが、ソロキャンパ―ならいきなり低い椅子を買っても問題ないと思います。

一度デイキャンプに行ってみる

ココで、『いきなりロースタイルに踏み入れるのに勇気無い』という人も居るかもしれません。

そんな人は一度、超シンプルなデイキャンプに行ってみましょう。

やる事は超シンプル。

  • テントを設営する
  • ピクニックシートを敷く
  • 買って来たものを食べる
  • 片付けて帰る

です。

実際やってみると

『あれ?大きい椅子なんて要らなくない?』

とか

『椅子は要らないけど背もたれは欲しいな』

と思うはずです。

もしかしたら

『地べたでも十分じゃん』

と思うかもしれません。

実際、ロースタイルって滅茶苦茶快適なんですよね。

なので僕がもし友達に勧めるなら、ソロキャンプの道具を何も分からず揃えてから減らしていくよりも、超シンプルなデイキャンから始めてステップアップして行くのを勧めると思います。

それに、キャンプ場なら他のソロキャンパーさんを観察(遠目でね)できるので、インフルエンサーさんとは違うシンプルなソロキャンパ―さんに感動すら覚えるはずです。

どうやって探せばいい?

では、ここで言う『低い椅子』はどうやって探せば良いのか?

先ほども言いましたが具体的には座面までの高さが20~30cmくらいの椅子をお勧めします。

イメージとしては座った状態で自然に胡坐が掛けてしまうくらいの高さで、店頭で見ると結構低いし、実際座ってみると足を伸ばしてもゆったり過ごせます。

Amazonで検索するなら『あぐら』とか『ロースタイル』とかのワードを入れると良いです。

『コンパクト』とか『超軽量』と謳われているだけの椅子では全然高いです。焚き火やローテーブルで何かを調理する時には高すぎるくらいです。

ぶっちゃけ僕は地べたスタイルメインなので椅子すら持って行かない時が多いのですが、この仕様の椅子を持って居る友人に座らせてもらったところ『コレが正解』と直感しました。

あとは予算とスタイルの相談です。

  • 折り畳んだ時の大きさ
  • 重さ
  • 背もたれの大きさ
  • ブランド

などを鑑みてビビっと来た椅子をチョイスすれば大きな後悔は無いと思います。

座布団やマットでも良いよ

番外になりますが、『いきなり』は抵抗があるかもしれませんがソロキャンプなら椅子を使わず座布団やマットを椅子代わりにするのも快適です。

僕はドンキや100均で売っているような折り畳み座布団や、寝る時に敷くキャンプマットを座布団折りにして使うことが多いです。

何より荷物が少なくなりますし、何処でも座れるので見た目よりずっと快適ですよ。

それに、地べたに座っていると『なかなかの手練れ感』も出るのでお勧めです。

結局…

どうでしたか?

結局のところ『ソロキャンの椅子は低い程良い』『最悪無くても良いよ』の結論になってしまったんですが

やはりキャンプのスタイルは人それぞれだと思うので、いきなり衝動買いせず、まずはシンプルなデイキャンに出掛けてから決めるのが一番だと思います。

纏まったような纏まってないような終わり方ですが『ソロキャンの椅子は低ければ低いほど良い』と思います。

無駄な出費を少しでも抑えて素敵な椅子に出会えたら幸いです。

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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