皆さんこんにちは、亀ちゃんです。
連日暑い日が続きますが、皆さん冬キャンプの準備は進んでますか?
『いやいやぁ、今夏だし、クーラーボックスとかの方が欲しいんだけど!』と突っ込みたくなるかもしれませんが、冬物の服が暖かくなると値崩れするように、冬用のキャンプギアの中にもシーズンが終わると値段が落ち着いたり安くなってる物があります。
と言う事で、この記事では『今なら結構安くなってますよ』な冬用キャンプギア紹介していこうと思います。
今シーズンから冬キャンプ、雪中キャンプを始めたいなぁと言う方や、去年は高くて諦めてた…という方に参考になれば幸いです。
紹介する物の中には数万円するような高価なものから、ちょっとした防寒に役立つ小物までありますので、ぜひ最後までご覧ください。
ちなみに価格はAmazonの価格チェッカー『keepa(キーパ)』を参考にしています。
石油ストーブ
まず最初は石油ストーブです。
真冬に買おうとしたらなかなかのプレ値が付いてますが、夏なら比較的安く買える場合が多いです。僕はソロ用テントなのでスペース的にお世話になることは無いんですけど、ファミリーとか3~4人サイズのテントで冬のお籠りキャンプするにはぴったりかもしれないですね。
で、例に挙げるのは『トヨトミ 対流形石油ストーブ』です。
keepで新品価格の推移見るとめっちゃ分かりやすいですね。先シーズンの冬にドカーンと値上がりしてます。昨年の11月に55,000円で最高値を付けて、今は36,300円なので2万円近くも値段が違ってますね。
これを見ても冬自宅は暖かいうちに…というのが分かって頂けるんじゃないでしょうか。
ただ、石油ストーブは全部安くなってるのかと言うと、実はそうでもないです。物によっては値下がりせずに高止まりしてる物があります。例えば割と多く名前を聞く『トヨトミ レインボー』は、Amazonでは2018年から販売されてて、毎年冬に値上がりしてその後は値段が落ちてたんですが、事今年は全く値下がりしてません。
まぁ『これからもっと値上がりするかもしれないから今買って置け』と予想出来なくもないですが、『どうしてもコレじゃないと嫌だ』と言うわけじゃなければ様子見た方が良いかもしれないですね。
灯油タンク
次行きましょう、ストーブが安くなるならそれに付随した小物も安くなります。
例えば、これはインスタとかで見るカッコイイ灯油タンク『ヒューナースドルフ 燃料タンク』は如実に価格が変わります。
この価格推移、ちょっとえげつないですよね。
昨シーズンの冬は最高値5000円付けてますど、平常時は1650円です。なんと3倍も高くなります。ストーブばかり目が行きがちですけどこう言った小物も安い今のうちにポチっておけば良いかもしれませんね。
豆炭アンカ、湯たんぽ
灯油タンクの流れで、ココからは数点、小物関係を紹介したいと思います。
次は「豆炭アンカ」です。
これは湯たんぽの炭バージョンとでも言いましょうか、『豆炭』と呼ばれる小さな炭に火をつけてケースの中に入れておけばそれだけで長時間暖まることができる防寒グッズです。湯たんぽを凌ぐ最強の寝袋ブーストアイテムと言われているらしいです。
こいつも今はかなり安くなってます。
ちなみに昨シーズンの冬は最高で9000円近く行ってましたが、現7月時点で5300円と4000円ちかく安くなってます。多少の乱高下があるみたいですけど、ここ数年は10月終わりころから値上がり傾向にあるので、手持ちの寝袋が『ちょっと心許ないな』と感じる前に買っておいた方が良いかもしれません。
同じように湯たんぽも夏場は安いです。
昨シーズンの冬は3500円を付けてましたが、今は2640円と900円近く安く落ち着いています。
燃料型のカイロ
次の小物は『燃料式のカイロ』です。
これは使い捨てではない、ベンジンとかオイルを入れて温めるカイロのことですね。ハクキンカイロとか、ZIPPOのハンドウォーマーが有名ですね。
まずはハクキンカイロを見て行きましょう。
ここ最近のキャンプブームの影響をモロに受けてる感ありますけど、10月末くらいから値上がりしてますね。値上がり幅も大きくて毎年2~3000円くらい値上がりしてるみたいです。
次はZIPPOのハンドウォーマーを見てみましょう。
さすがZIPPOだけあってデータが豊富ですね(笑)これも分かりやすく夏安くて、冬高くなってますね。で、今底値って感じですね。
ぶっちゃけ、僕は使い捨てカイロを使ってるんですけど、『かなり暖かい』とコメント頂いたことがありますし、シンプルにカッコイイのでロマン枠としても愛用できそうですよね。
焚き火リフレクター
最初に紹介するのは、焚き火リフレクターです。
焚き火台の周りに設置すれば熱を反射してすんごい暖かくなります。
今回、例に挙げるのはキャンプグリーブの大型風防版。これ僕も持ってるやつですが、僕はストーブ無しで雪中キャンプしてたんで、めっちゃお世話になりました。
で、価格の推移なんですけど去年のデータを見ると10月後半から値上がりして、11月~4月まで高値で止まってたみたいですね。ちょうど今価格が落ち着いてピーク時より900円くらい安くなってます。
これ、実は焚き火台だけじゃなくて薪ストーブの周りに置いても効果抜群らしいので、昨シーズンの冬に検討してた人は今ポチってみてはどうでしょうか。
ちなみに焚き火リフレクターの流れで紹介しておきますが『ユニフレームの薪グリル』も夏安いです。冬めっちゃ暖かく焚き火料理が出来るとされる薪グリルですけど夏使ったら暑くて死にそうですけどね(笑)
ヒーターアタッチメント
次はヒーターアタッチメントです。
ちょっと高いけどFUTUERFOXのヒーターアタッチメントは安定してる。
電気毛布
僕的には無敵の防寒グッズだと思っている『電気毛布』も今安いです。
ただ、電気毛布は各社毎年マイナーチェンジが激しいのか継続的な価格推移をチェックすることが難しいです。そのせいかほぼ同じ2つの商品なのに価格が倍以上違うことがあるので、慎重に比較した方が良いと思います。
例えば僕も買った『コイズミ』の電気毛布あるんですけど、全く同じ仕様で2016年取扱開始のやつが6000円で2022年取扱いのが3000円弱と、ちょっとよく分からないことになってたりしますが、どちらにも共通するのは冬は高いってことです。
Amazon取り扱い日が新しくて安い方を買えば罠にハマり難いのかなと思います。
あと、余談ですけどポタ電の容量の関係もあるので出力は40Wとか低めの物(500Whクラスのポタ電で10時間使える)を選んだ方が無難だと思います。
薪ストーブ
最後は『薪ストーブ』です。
メーカーにもよりますが、傾向を見ると昨シーズンの冬に比べると価格が下がっていることが多いです。
何個か例を挙げてみます。まずはキャプテンスタッグの薪ストーブを見てみましょう。
これを見ると、キャプテンスタッグの薪ストーブは年々価格が下がっていますが、それでも毎年冬になると価格が高騰しているのが分かります。(2020年度冬最高値33462円、2021年度冬最高値22000円、現在価格18717円)
次はバンドックの薪ストーブ
バンドックの薪ストーブは2020年度の冬から発売開始された比較的新しいものですが、2021年度の冬が過ぎてから価格が2500円ほど下がっているのが分かります。
こんな感じで、数シーズン前から発売された薪ストーブは今安くなってるものが多いです。
①TOMOUNT 薪ストーブ
②3F UL GEAR 薪ストーブ
③Pomoly Timber チタン薪ストーブ
まぁ、当たり前と言ったら当たり前かもしれませんが、間違いなく言えるのは『薪ストーブを買うなら冬以外』ってことです。『新しいモデルが欲しい』のであれば値上げについていくしか無いと思いますが、欲しいのが現行モデルなら今のうちに準備しておいた方が良いのは間違いなさそうです。
あっという間に冬キャンプになる
『暖かい時期に安いキャンプ道具』を紹介してきましたが、もしかしたら『暑くてそんな気分じゃない』と、ピンと来ないかもしれません(笑)
でも、夏が過ぎるとあっと言う間に秋になって冬キャンプの季節が来ます。僕が住んでる地域でも普段住んでいる平地なら11月くらいまで防寒なんて考えなくても厚着で凌げますが、ちょっと標高が高い所に行くと冷え込みが激しいことに驚くんですよね。で、こりゃ駄目だと思って冬用のキャンプギアを買おうとするんですが時すでに遅しで高値で買わされる…こんな失敗を沢山してきました。
なので皆さん、今年こそ、今年も、冬キャンプをやろうと思っているなら夏の暑いうちに、お値打ち価格で揃えてみてはどうでしょうか?
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