地味に無かったら困るギア5選!

キャンプギア

みなさんこんにちは、かめちゃんです。

キャンプギア選びって楽しいですよね。

映えるギア、渋いギア、カッコいいギア、色々ありますが、本当に役立っている『無いと困る』ギアは意外に地味なものだったりします。

この記事では『縁の下の力持ち系』のギアをまとめます。

焚き火台や超軽量なローチェアなど花形ギアに比べると地味なギア達ですが、『無いと困る』からこそ逆に拘って良い物を揃える価値があるのではないかと思います。

ちなみに僕の基本スタイルはワンポールテント(パンダTC+)メインのソロキャンプです。。

似たような方の快適キャンプの参考になれば幸いです。

鍛造ペグ

まず1個目は強靭で丈夫な鍛造ペグです。

『地面に打ち込んでテントを固定するだけ』という単純な使用用途ですが、色々な場所でキャンプをするとペグの信頼性ってホントに大事だなと痛感します。

市販のテントには大抵アルミのペグが付属していますが、いかんせん速攻で曲がって使い物にならなくなります。僕が最初に買った付属ペグは最初のキャンプで4~5本曲がって無惨な姿になってしまいました…

柔らかい芝生サイトならアルミ製でも刺さるかもしれませんが、砂利のサイトや河川敷など地質が硬い所では歯が立たないことが多いです。(むしろ僕が今までキャンプした所は殆ど硬い所で付属ペグの出番はほぼありませんでした)

怖いのは一見草が生えてて柔らかそうに見えても数センチ下は砂利や石が埋まっていることもあります。

『5㎝位はは刺さるけどそれ以上進まない…』と言って途中でペグダウンを諦めるわけにはいきませんよね。

特にワンポールテントだと取説に『20cm以上のペグを使え』と書いて有ったりするので付属のアルミ製ペグではかなり心許ないです。

一方で鍛造ペグならガンガン叩いても曲がらずに、エヴァンゲリオンのラミエルみたいにジリジリっと刺ってくれます。

その頼もしさと言ったらまさに『縁の下の力持ち』です。

デメリットとしては値段が少し高くてズッシリと重いですが、是非導入を検討したいキャンプギアだと思います。

フック付きペグハンマー

ペグを打ち込むためのハンマーです。

『ペグは石で打つから要らない!』って人も居るかもしれませんが、僕は必ずハンマーを持って行くようにしてます。

まずハンマーの方が重心が先端に寄ってる分、打ち込む威力が凄いのでペグの進み具合が段違いです。

それにペグ打ちに使えるような石って意外に落ちてないんですよ。特に綺麗に整備されている公園やキャンプ場だと小石は有っても大きな石が無かったりするので焦った経験があります。

ただ、僕はペグハンマーの真価が発揮されるのはペグを打ち込む時でなく『ペグを抜く時』だと思っています。

地面が柔らかければ簡単に引っこ抜けますが、地質が硬かったりペグが長かったりするとかなりの力が必要だったりします。

そんな時、フック付きのペグハンマーを使えば簡単にペグを引っこ抜くことができます。

先日、雪中キャンプに行った時もペグ周りがバキバキに凍って手では抜けませんでしたが、フック付きのペグハンマーを使えば簡単に抜くことができて助かりました。

防水グランドシート(厚手)

僕はワンポールテントを使っていますが幕内に厚手の防水グランドシートを必ず敷いています。

そして敷いたままポールを立てたりコットを置いたりして、いわゆる『お座敷スタイル』のように寛げるようにしてます。

お座敷スタイルの寛ぎやすさは皆さんご存じだと思うので割愛しますが、

個人的にシートを敷いておけば撤収する時にテントが汚れ難いという点を超絶評価しています。

グランドシートを敷いたままワンポールテントを撤収すると、幕の内側が地面に直接着かないので汚れを防ぐことができます。

綺麗な芝生のサイトなら良いんですけど、砂利や砂のサイトだったり、雨が降ったり雪だったりするとテントが汚れますよね。

例え芝生サイトだとしても季節によっては『くっつく系』の種子や葉が落ちていたりするので、帰りは出来れば汚さず撤収したいです。

『キャンプなんだから細かい汚れなんて気にするな!』

の意見もありますが、マンションやアパートなど賃貸住宅に住んでると洗うのも干すのも大変なんですよ。

なので汚れや水からテントを守ってくれる防水グランドシートは大変重宝しています。

手袋

焚き火や調理をするなら必須です。

出来れば炎や熱に強い革手袋がおすすめ。1000円前後のもので十分です。

薪を弄る時だけでなく、バトニングや薪を拾う時に手を保護してくれるのでケガ防止にもなります。

あとキャンプ飯を作ると色んな物が炎で熱くなりますが、家で料理をすると違って『パッと火を消す』とか『取っ手を掴んでサッと鍋を動かす』が出来ない場合が多かったりします。

地獄の炎のように熱くなったスキレットやダッチオーブンだけでなく、ご飯が炊けて『これ以上は焦げちゃうよ!』なメスティンを焚き火から速やかに避ける時も革手袋が役立ちます。

もちろん、ずっと高温に耐えられる訳ではありませんが、有るのと無いのとでは快適さが段違いです。

ホウキ&チリトリ

これ超便利です。

基本的に片付けの時しか使わないですが

  • 撤収前のテントに付着した砂・葉っぱ・毛虫を取り除く
  • グランドシートの裏の土鉾を払う
  • テーブルやチェアの足に付着した土を払う
  • キャンプから帰ってきた車を掃除する
  • 焚き火シートの煤を払う

などなど、まさに撤退戦の殿を務める『掃除屋』です。 

果たして『キャンプギア』なのかと言われると疑問ですが、僕は車の中に常備しています。

色違いで2個用意して、綺麗な物用(テントとか)と汚れても良い物用(焚き火シートとか)を分ければ便利だと思います。

ナイフ

食材を切ったりバトニングしたりナイフは何かと用途が広いです。

熱されたスキレットの蓋を開けたり、薪を結束するPPバンドを切断したり、とにかく使います。

ちなみに薪が針金で結束されてる時がありますが刃こぼれするので使っちゃだめです。

バトニング用のナイフは長く使うことを考えるとフルタング(柄から刃まで1つの鋼になってるもの)がおすすめです。

バトニングでガンガン叩いてもビクともしません。フルタングじゃないと根元から折れることがあります。

個人的に

バトニング用ナイフは柄が長くて刃が短い方ものが良いと思います。

力が伝わり易いので薪を削りやすいと思います。

調理はバトニング用と分けて折り畳める物が良いと思います。

僕は形に惚れた大きな調理用ナイフを買いましたが、微妙に嵩張るので気になる事があります。

目立たないが居ないと困る奴

今回、リストアップしたのは僕が『あ、そう言えば居たな』とは思うけど『居ないと困る』と思っているギアです。

あまり映えない地味なギアなので予算が後回しになりがちですが、設営・準備・片付けが段違いに楽になるギアだと思います。

使用用途が明確なのでレギュラー落ちしにくいので、ずっと長く使える愛用のギアになるのではないでしょうか?

楽しいキャンプギア選びの参考になれば幸いです!

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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