キャンプ沼回避ギア5選!半年で40万円使ってしまったソロキャン初心者が『絶対に持って行く』道具は?

キャンプギア

キャンプを始める時のギア選びは超絶ワクワクするものですが『キャンプ沼』というパワーワードがあるように欲しい物をポンポン買ってると冗談じゃなく数十万円吹っ飛びます。

そう言う僕も現時点で40万円以上を使った挙句、二軍、三軍に落ちたギアも多いです…

理由は大きく2つあって、

1つ目は、衝動的に『特定の用途』にしか使えないギアを買ってしまう。

2つ目は、キャンプスタイルが決まらないうちにアレコレ買ってしまう。

からだと思います。

逆に言うと、キャンプを始める時は『色んなキャンプスタイルに対応できるギア』を優先的に揃えた方が無駄な出費を抑えられるって事じゃないかなと思います。

キャンプ歴半年の奴に言われたくないよって思うかもしれませんが、初心者だからこそ伝えられる事があるのではないかと思います!

カセットガスバーナー

キャンプでの使用率ほぼ100%のエースです。

僕は最初『キャンプ飯は焚き火で作るもの』と思い込んでいたので『キャンプなのにガスバーナーかよ』と思っていたのですが…

実際のレジャーとしてのキャンプは『焚き火は楽しむもので料理はガスで』な場合が意外に多いです。

理由は『何か食べよう』とか『お湯沸かそう』と思った時に必ずしも火が起きている訳じゃ無いからです。

  • 朝起きてすぐ味噌汁が飲みたい
  • 雨が降って焚き火ができない
  • 薪を準備できなかった
  • 思ってたより早く薪が無くなった
  • そもそも焚き火NGのキャンプ場だった
  • 焚き火で調理すると鍋が煤で真っ黒になる

などなど。

焚き火は眺める分にはとても楽しいですが準備と片付けに思っている以上に労力を使うし、そもそも『焚き火が出来るかどうか』の判断も必要です。

そんな時にカセットガスバーナーがあると超便利です。

コンパクトなのでどんなキャンプスタイルにも対応できます。

カセットガスバーナーの代わりにアルコールストーブや固形燃料を使う手もありますが、アルコールストーブは火力調整が難しい(燃えたら消すまで燃えっぱなし)し、固形燃料は意外に劣化が早くて備蓄できなかったりするので結局ガスの方が楽チンじゃないかと思います。

燃料のカセットガスがコンビニやホームセンターで簡単に安く手に入るのもメリットです。

折り畳み式ローテーブル

外でも幕内でも大活躍

とにかく便利で僕のソロキャンでの使用率100%です。

『折り畳んで小さくなるのに強度も十分で使いやすい』というのは既知の事実だと思いますが、それ以上に僕が気に入っている点は…

折り畳み式のローテーブルなら、『これから幕内で過ごそう』とか『そろそろ寝よう』ってタイミングで簡単に折り畳んで(もしくはそのまま)移動できることです。

ソロだとテントも少人数用のサイズになると思うので、大きなテーブルだと幕内に入らなかったり、入ったとしてもスペースを圧迫してしまうんですよね…

もし幕内に入らない場合はテーブルを外に置いたまま寝ることになりますが、人が多いキャンプ地だと盗難が心配だったりします。

写真:コンパクトなので幕内でも使える

一方でローテーブルなら写真のように幕内に置いてもスペース広々で、簡単な調理台にもなります。

携帯性が高いので車、バイク、徒歩、どのキャンプスタイルでも持って行けますし、ファミキャンでも小物を置いておく台としても活用できます。(ちなみに車中泊でも使えます)

とにかく『小さい』、『軽い』、『丈夫』、『汎用性が高い』の四拍子揃った外せないギアです。

ちなみに僕が使っているのは定番CAPTAIN STAGのアルミローテーブルです。

LEDランタン

キャンプで宿泊するなら照明は必須ですが、僕はLEDランタンを必ず1個以上持って行きます。

恐らく誰もがメインランタンをオイル式にするか電気式にするかで迷うのではないかと思います。

『ランタンはオイルって決めてる!』って人も居ると思いますが、とりあえず1個はLEDランタンを買っておいて損はしないです。

キャンプで照明が欲しいシーンって必ずしも『キャンプを楽しんでいる』時だけじゃないんですよ。

例えば

  • 夜中トイレに起きた時
  • 朝だけどまだ周りが暗い時
  • 何かトラブルが起こって強い照明が欲しい時
  • テント泊予定だったが車中泊になった時
  • 着火するのが面倒な時

など、すぐに明かりが必要だったりそもそも灯せないシチュエーションも考えられます。

どんな時にもボタンを押せばパッと光ってくれて、長時間使用できるLEDランタンは心強い味方になるし、荷物の軽量化を考えるとLEDランタンに軍配が上がります。

スマホにもライトは付いていますが、やはり光量や照らす範囲はランタンには敵わないし個人的にはスマホの電池はモバイルバッテリーが有っても温存しておきたいものです。

ちなみに充電式でも良いのですが、どうせそのうちバッテリーがヘタってくるので、調達が簡単な乾電池式が重宝すると思っています。(充電したのに使うまでに放電してたら嫌ですよね)

ちなみに僕はいつも1000ルーメンのLEDランタンを2つと、予備の電池を必ず持って行ってます。

スリーピングマット

僕はまだキャンプ歴半年なので自分のキャンプスタイルがまだ定まってない方かもしれません。

しかし、スリーピングマットはどんなキャンプスタイルでも使うギアではないかと直感的に感じます。

なぜなら

夏or冬を問わず使える。

テント泊orタープ泊を問わず使える。

コットを使うor使わないを問わず使える。

車orバイクor徒歩を問わず使える。

車中泊でも使える。

タープ泊やキャンプツーリングはまだ経験したことが無いスタイルですが、その時も『必ず持っていくだろうな』と安易に想像できるんです。

持って行かないシーンがあるとすれば宿泊しない『デイキャン』だけではないかと思います。

ぶっちゃけスリーピングマットが無くても寝ることはできます。

しかし使うか使わないかでは快適さがダンチだし、40歳手前で体の節々を痛めたくないので『絶対に持って行くキャンプギア』になっています。

最初は寝心地や断熱について舐めてましたが、キャンパーなら誰もが睡眠環境は超重要だと気付くことになると思います。

ちなみに僕が使っているのはMozambiqueのレジャーマットです。

直感的に『欲しい!』と思って買うテント

キャンプに必要不可欠なのがテントなわけですが、僕は『テントの品評』をするつもりは無くて

言いたいのは『欲しい』と思ったテントを買った方が良いってことです。

僕は今パンダTCをメインで使っているんですが、実は最初に買ったテントはコールマンのツーリングドームSTでした。

ツーリングドームST自体は素晴らしいテントなのですが、買った理由が『エントリーとして値ごろだから』で、素直に『カッコいい』とか『欲しい!』と思って買ったわけではないのです。

その結果、2~3回キャンプをした後に『やっぱりパンダTCが欲しい』となって買ってしまった経緯があります。

なので『キャンプをガチで始めよう』と思っているのであれば最初から『欲しい!』と直感的に思ったテントを買った方が結果的に出費が抑えられるはずです。

数百円とかめちゃくちゃ安いテントが売ってたりしますがキャンプにハマれば割と早い段階で欲しいテントに手を出すことになると思います。

それだったら少し高くても『欲しい!』と思ったテントを買いましょう。

どんなスタイルでも軸になるギア

今回、リストアップしたのは僕がどんなキャンプスタイルだろうが100%持っていくギアです。

恐らくこれからキャンプを始めるor今からギアを揃える人もメーカーや金額が違っても似たようなギアがレギュラーに入るのではないかと思います。

『キャンプ沼』にハマると本当に湯水のようにお金が飛んで行ってしまうので、ぜひ参考にしていただいて『結局使わなくなる』ことが少なくなれば幸いです!

亀ちゃんの外あそび

亀ちゃんの外あそび

『こんな田舎出て行ってやる』と一度は富山を出たものの、その魅力を再認識しUターン移住した管理人が、富山のアウトドアライフに関する知識や情報を発信しているブログです。

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