皆さんこんにちは、亀ちゃんです。
僕もついにキャンプを始めて1年が経って、2回目の秋・冬シーズンを迎えようとしているんですが、それなりに色んなキャンプギアを買ってきたなと思います。
中には同じ用途の物を複数個持っていたりして「ちょっと失敗したな」みたいな道具もあるわけですが、原因として考えられるのは『キャンプスタイル』が定まらなかったり『無駄に高い物を買ったな』みたいなのもあります。
そこで、今回の記事では、もし今からキャンプを始めるなら『最初からコッチを買うな』と言うものを紹介していきます。
全ての人に当て嵌まるわけでは無いと思いますが、僕がそう思う理由とか背景が少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに僕のスタイルはロースタイルのソロキャンプメインで、ワンポールテントを使ったり、小さなドームテントで徒歩キャンプをしたり気分で切り替えています。
①チタンペグ
まず最初は『チタンペグ』です。これは本気で最初からペグはチタンにすれば良かったと思っています。
ペグに関しては別動画も上げているのでそちらも見て頂きたいんですけど、僕は今まで純正ペグ⇒鍛造ペグ⇒チタンペグ⇒ジュラルミンペグと4種類持っています。
純正ペグを卒業した理由は初めてのキャンプで純正ペグが曲がりに曲がってしまったので『最強のペグが欲しい!』と思ったのがキッカケですが、その時実は鍛造ペグかチタンペグかで迷ったんですよね。
でも、値段を比較してみると鍛造ペグの方が圧倒的に値段が安いので鍛造ペグを買いました。
ちなみに値段は30cm鍛造ペグ(YOGOTO)が100円/本、30cmのチタンペグ(Boundless Voyage)が580円/円なので5倍くらい違います。
鍛造ペグは本当に丈夫で、設営個所を選ばないので僕のキャンプの幅を広げてくれたキャンプ道具のひとつだと思います。でも、徒歩キャンプとか野営に興味を持つようになってからやっぱり『重いな』と感じるようになってしまいました。
視聴者さんからも『チタンペグを買うと他のペグ使わなくなるよ』と言われてたので気になってはいたんですけど。
試しに4本買ってみたらそのスペックの高さに完全にやられてしまいました。
軽い
ほんと軽いです。
同じ長さなら目安として鍛造ペグの3~4割程度です。1本ならそんなに良さが分からないですけど、テント8本+タープで6~8本持って行くと重量の差にビックリすると思います。
ちなみに30cmなら鍛造は185g/本、チタンなら71.5g。テントタープフル設営で20本持って行ったとしたら2kg以上違います。ダンベル1個分の荷物が減るって思ったら全然違いますよね。
丈夫
鍛造ペグとチタンペグ、どっちが強いのか?
全く同じ形状じゃないので単純に比較できませんけど、太さもあるので手持ちのペグで考えると曲げ強度は鍛造ペグに軍配が上がりそうです。でも『真っ直ぐペグを打ち込める』のであれば硬い地盤に打ち込んでヘタって行くのはペグの先端だと思うんですよね。
そう考えた時に先端がヘタり安いのは経験的に鍛造ペグかなと思ってます。
耐摩耗性とか硬度とか数値的なデータは持ってないんですけど、実際の使用感としてカッチカチの河川敷で野営した時、鍛造ペグとチタンペグの両方を使ってみたら、鍛造ペグは先端がヘタったのにチタンペグはピンピンしてたんですよね。
これ、先端がヘタっちゃうと刺さりが悪くなっちゃうのでサンダーで削ったりしてメンテしてあげないといけませんけど、チタンだと今のところメンテフリーで使えています。
錆びない
丈夫さに近いですけど、チタンって耐食性が強くてぜんぜん錆びないんですよ。
コレ見ると分かると思いますが、鍛造ペグ自体は丈夫なんですけど、硬い地盤に打ち込むと表面の窒化層か塗装面か分かんないですけど黒皮が剥げてしまって、ペグが錆びます。
やっぱり地面て湿ってるので、使った後は水分を拭いたり土を落としてあげないと錆錆になります。人によっては錆止め塗装してメンテしてる方も居るみたいです。
対してチタンは全然錆びないので、こんなペグケース持ってたりしたら軽く土を払って放り投げるだけで片付けられるので楽です。
と言う事で、ちょっと値段は張ってしまうんですけど、本数が揃ってしまったらもう鍛造ペグの出番は無いのかなと思うほど使い易いです。
ちなみにジュラルミンペグですけど、チタンより軽いけど、強度では負けて曲がりやすいです。『真っ直ぐ打ち込める』自信があるなら使い易いです。
僕もチタンの強度を取るか、ジュラの軽さを取るか?の選択肢になってます。
②ワークマンのミニハンマー
次に紹介するのはペグハンマーなんですけど、実はペグハンマー3本目なんですよね。
1本目はコールマンのハンマー。
ペグ抜きも付いてるし形も気に入ってたんですけど、河川敷キャンプにハマった時にカッチカチの地面で使う場面が多くなって、ガンガン打ち込んでたらヘッドが取れて壊れました。
多分、ハンマーのヘッドが楔を打ち込んで固定するタイプじゃなくて、ホットボンド的な奴で固着するタイプだったのが原因かも。結構高かった(3200円くらい)のにショックでした。
2本目は鹿番長のハンマー。
今も現役で使ってます。
壊れたハンマーの反省点を活かして楔で固定してるタイプのハンマーを買った。Colemanのハンマーより安い(2500円)し、ペグ抜きも付いてるタイプで使い易いです。ただ、徒歩キャンプにはちょっと大きいので持って行こうか迷う時がある。
3本目はワークマンのミニハンマー。
徒歩キャンプに興味を持ってから、キャンプ用ハンマーが大きすぎると感じるようになって、手練れさんに教えて貰って買ってみた。
小さいし頑丈だしとても使い勝手が良いです。
懸念してたのはペグ抜きが付いてないことなんですけど、ペグは軸方向に力任せに抜くのではなくて、グリグリ回しながら抜けば比較的簡単に抜けるので、最近はペグ抜きの必要性をあまり感じなくなりました。
ということで、『持ってくなら軽い方が良いよね』と言う感じでレギュラーに定着しつつあります。
③Snowpeak パーソナルクッカーセット
次は、Snowpeakのど定番クッカーです。
僕は結構な天邪鬼なので定番な物は避けてたんですけど、本当に使い易いクッカーだなと思います。
しかもSnowpeakなのにクッカー2つセットで4000円くらいで高く無いんですよね。
ずっとメスティン(1500円)とシングルのクッカー(3000円くらい)を持っていて2つとも行ってたが、これを買ってからはパーソナルクッカーだけを持って行くことが多くなった。
袋ラーメンもそのまま入れられる。カレーも煮込める。炊飯も簡単。本当に使い易い。
『ど定番』なので持っている人も多いですが、今からキャンプを始めるなら最初のクッカーにぴったりだと思います。
ただ、焼くのと炒めるのはちょっと苦手。
これに関しては炒・焼・茹・煮・炊を全部やってみた動画と、焦げ付き難くする方法を解説した動画があるので参考にしてください。
欠点としては、肉厚なのでちょっと重いところ。
でも変なコーティングが付いてないし、気にせず焚火に放り込めるのでタフなクッカーだと思う。
大変気に入ってるクッカーです。
④フラップが付いてるテント
これはまだ持ってる訳じゃないんですけど、テントに関しても『コッチが良かったかな』と思うものがあります。
それは『フラップが付いてるテント』です。
僕が今持ってるのはワンポールだとTentMarkの『パンダTCプラス』、軽量テントだとNaturehikeの『Spider1』なんですけど、どちらもフラップというか雨が降った時でも過ごせるような前室が無いんですよね。
去年は東海地方に住んでたんで、天気予報どおり晴れてくれるし、そもそも雨があまり降らないんでタープが無くても全然不自由じゃなくて、過去の動画見て貰えっても分かるように殆どタープを張らなかったです。
それもあって過去動画では『タープ何て要らないよ』的なこと言ってるんですけど、富山に来てからは一変して圧倒的に雨キャンプの回数が増えました。天気予報はリアルタイムに外れていくし、そもそも晴れる日が少ないしってことで晴れ予報でもタープを持って行ってます。
となると、やっぱり毎回タープ張るのが超絶面倒くさいんですよね。
でも、どちらのテントも雨が降ったら詰んじゃう…というか幕内に籠るしかなくなってしまうんですよね。
これはキャンプスタイルにもよると思いますけど、僕は寝る直前までは幕外で過ごしたい派なのでちょっとモヤモヤした状態に陥ってます。
パンダTCもSpider1も大変気に入ってるんですけど、『仮に今から雨の多い富山でキャンプを始めるなら?』と聞かれたら、フラップが付いてるソロティピー1TC(手練れさんが使ってますよね)とか、パップテントとか、ヘキサイーズとか。
軽量テントだったらソロドームとか、ちょっと大きいけど手放したツーリングドームSTも雨の多い富山に合ったテントだったなと思っています。
お住まいの地域によると思いますけど、天気が良くない地域で面倒くさがりならフラップ付いてるテントが良いと思います。
経験値とスタイルにもよるけどお勧めしたい
どうだったでしょうか?
『ど定番』だったり、『結局はそれに行き付くよね』みたいなキャンプ道具だったかと思いますが、もし1年前の自分に会えるのであれば『天邪鬼にならず素直にコレ買っておけ』と言ってると思います。
当然、キャンプスタイルとか経験によって適したキャンプ道具は変わると思いますが、参考になれば幸いです。
この動画が参考になれば高評価とチャンネル登録をお願いします。
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